人生でいちばん1人でいたくなかった日

不妊治療

初めての妊娠で初期流産を経験

初めての妊娠。

私は妊娠7週で初期流産をした。

今はわかる。

よくあることだと。

でもクリニックで妊活をはじめ、タイミング法を数回行って初めて妊娠したことが嬉しく、初期流産するとは微塵も思わず、友人何人かに

妊娠した

と伝えてしまった。

当然のちに流産が確定したあと、一番辛い時期にそれを報告しなければならなかった。

ここでの失敗が大きなトラウマとなり、1人目そして2人目妊娠時も安定期に入るまでなるべく誰にも言わなかった

意外と多い初期流産の経験者

初期流産を経験した友人は意外にも多く、私がそうなって初めて、

「私も2回経験あるよ。」

「義姉が経験してたよ。」

などの声を多く聞いた。

のちに2人目妊活中に友人が初期流産となり一緒に泣いたこともあった。

みんな言っていないだけで結構な確率で起こることだと知った。

当時のクリニックでのやり取り

妊娠してすぐの検診のときに内診を受けながら

赤ちゃんが大きくなってないね……。」

と病院で先生から告げられ、知識のない私はとっさにはその意味を理解できなかった。

内診を終え、診察室で先生の説明を受けてやっと事の重大さを理解して泣いたような気がする。

赤ちゃんの成長が止まっている可能性があるということ、様子を見て成長が止まってしまったと判断したらなるべく早く手術を受けないといけないことの説明を受けた。

もう10年近く前の出来事で、細かいことは忘れてしまったけれど、毎日祈るような気持ちで、奇跡が起きた体験談をネットで探し回っていたのは覚えている。

泣いたのはその次の初期流産の確定診断のときだったかも。

ティッシュを先生が渡してくれて

あなたのせいではなくて、最初から成長できないと決まっていた卵だから誰にもどうにもできないことなの。自分を責めないでね。」

と言われたような気がする。

経過を待っている間の様子

妊娠できた舞い上がった気持ちから一気に地獄に突き落とされたかのような、初期流産の可能性があると診断を受けてから次の診察までは、生きた心地がしなかった。

冬休みに入り年末を迎えたが、夫は寄り添ってくれるどころか、友人との忘年会に行ってしまい、あろうことか帰宅は翌日だった。

一生のうちで恐らくいちばん1人で過ごしたくなかっただろう日を1人で過ごしたあの日のことを私は一生忘れない。

11年前のあの日の私のそばに行ってあげたい。

未来がかわることはないけれど。

肩を抱いて隣に座ってあげたい。

夫は大事なところでしばしば選択を間違える。

12年たった今は信用も信頼もしていない。

一人暮らしと独身時代が少し長かったから、元々人より少しだけ強かったところがもっと強くなってしまった。

悲しさや辛さを乗り越えて強くなるんじゃなくて、夫の支えや優しさを感じて強くなりたかったな。

夫は結婚するときに

嬉しさは倍に、悲しみは半分に

と言っていたけれど、そうなったのはあなただけではないかと思う今日この頃。

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