幼稚園の劇、テーマが重すぎない?自己犠牲のストーリーに抱く違和感

子ども

幼稚園年長の生活発表会の劇のテーマが重すぎる

年長の幼稚園の劇の発表会でよく取り扱っているテーマ。

最終的に非業の死を遂げる主人公、もしくは序盤に主人公の母が亡くなってしまうストーリー展開、多くないですか。

特に序盤に母が子を守って……って多くないですか。

私はすごく抵抗感があります。

悲しみを乗り越え、最終的に強くなった子ども。

感動します・・・・・・?

自分のせいで誰かが死ぬって、しかもそれが母って、相当な悲劇だと思います。

自分の死よりも残された人のことが気になる

私は中学生か高校生くらいのときから、

もし私が通り魔などの犯罪に巻き込まれて刺されるようなことがあれば、なんとしてでも死ぬ前に相手を刺し返す

と心に決めていました。

なぜって?

残された私の親が、犯人のことを一生恨むと思ったからです。

私のせいで親にそんな思いはさせたくない。

中学生の時、自転車に乗っていて見知らぬ車に乗っている男性に名前を聞かれてうっかり答えてしまい、家に電話がかかってくるようになったり(当時はタウンページに電話番号と氏名が載っており、珍しい名字だったのですぐに特定された)、高校生の時、下校時に見知らぬ男性から車であとをつけられたりと、何度か怖い思いをしたのも「もしものこと」を考えるようになったきっかけかもしれません。

母となった今、自分よりも子どもが大切で例え自分が犠牲になろうとも絶対に守りたい気持ちはよく分かります。

だけどそれはベストじゃない。

子を守り、自分も生き残る。

最後まで生きることを諦めたくない。

だって自分のせいで母が、なんてこれ以上の悲しみあります?

子にそんな一生抱えなきゃいけない悲しみを背負わせたくない

というのが、私がストーリーに抱く抵抗感の正体かもしれません。

昔の名作絵本にこだわらず子に合わせたテーマを

幼稚園の年長の劇でよく扱われるストーリーは大体母が亡くなったり、不幸になったりで、重いテーマが多く、個人的には他の題材にしたらよいのにと思っています。

子どもが死というものについて考えるきっかけになるなどの理由があるのだとは思いますが、今の時代とかけ離れすぎているストーリーも多く、子どもにとっても、「こわい話」「ママが死んで悲しい」と嫌な記憶に残るのみで、発表会後はあらすじすら忘れてしまっているので、もっと別のテーマを取り扱ってほしいなと思っています。

自分の意見をしっかり言えたり、物事を深く考えられたり、クラスがまとまっているなら、どっしり深くて重いテーマの劇もやる意味があると思います。

娘の年長のときのクラスは重めのテーマの劇を堂々とやり切って、私は最初から鳥肌が立つほど感動して我が子が出る前にすでに号泣していました。

発表会に向けての練習量も多く、絵本の登場人物の心情を何日もかけて考えたり意見を言い合ったり、先生の熱のこもった真剣な指導もありました。

絵本の内容の是非はともかく、自分の中で深く考えて精一杯みんなでやりきったという経験は大切だと思います。

でも子どもや先生によってクラスの雰囲気は違います。

例年のものや名作と言われている絵本を取り扱う前に、今の時代や子どもたちに合っているかどうかを考えてほしい。

先生は忙しいので練習時間や小物類の準備も大変なのもわかりますが、息子から劇のタイトルを聞いてあらすじを調べ、あまりにも悲しく救いようのないストーリーにまたかとがっかりしてしまったのと、のんびりゆるゆるな息子のクラスにあまりにも合わない……と感じたので、自分なりにがっかりした理由を掘り下げてみました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました