結婚当初の思い
結婚当初、1人子どもを授かれたら十分だと思っていました。
ネット検索で調べたデータによると、私が結婚した35歳当時の妊娠できる確率は以下の通り。
自然妊娠の確率(1周期あたり):約18%
1年以内に妊娠する累積確率:約66%
体外受精(ART)の成功率(移植1回あたりの出産率):約28%
驚いたのは体外受精の成功率の低さ!
当時はまだ保険適用もなく全額自己負担だったので
1度の体外受精で何十万というお金が飛んでいくにもかかわらず28%て!
と愕然としたのを覚えています。
できればそこまで進まずに途中で妊娠できたらいいなあと淡い期待を抱いていました。
娘と息子合わせると採卵2回、体外受精5回ほどしたのですがそれはまた別の記事で
クリニックに通った甲斐もあり妊娠出産
結婚して1年ほどでタイミング法により自然妊娠しましたが、初期流産になってしまいます。
その後、人工授精、体外受精を行い、2年ほどかかりましたが娘を授かり出産できました。
産後2年で気持ちに変化
娘が1歳、2歳と大きくなるにつれて弟か妹を作ってあげたいという思いがムクムクと膨らんできました。
自分に弟がいたかから一人っ子で育っていく娘が想像できなかったのと、自分が晩婚だったために姉弟を作ってあげられないことを娘に申し訳なく感じたから。
きっと我が家の子どもたちは同世代の友達より早くに親がいなくなってしまうから、せめて姉弟がいたら悲しみを共感できる家族がいるし、なにかあったときは姉弟で助け合えることもあるだろうと思ったのです。
なんとも悲観的だけれど、私より年上でご出産されたご夫婦も「元気で長生きしなければ」とおっしゃっておられたので、子がまだ小さいうちから自分たちがいなくなったあとのことを心配してしまうのは高齢出産のあるあるなのだと思う
採卵後、順調に成長した卵子は凍結保存が可能です。
幸いにもいくつか卵子は凍結保存できました。
凍結保存している卵子で第二子をと考えました。
娘が2歳になってから通院を再開しました。
凍結保存するには保管料がかかります。卵子の数が多ければ金額も上がります!
保存していた卵子の体外受精はすべて失敗
最初の体外受精が成功し第一子を妊娠した私は、
冷凍保存している卵子をまた体外受精で戻せば妊娠できるだろう
と思っていました。
当時の年齢より若い卵子だし、過去成功していたので、いくつか残していた卵子のうちどれかはうまくいくだろうという予想です。
確か2,3個程だったと思いますが、まさかの全滅でした。
諦めきれず再び採卵へ
諦めきれない私は悩みに悩みましたが、夫に
もう一度だけ採卵してチャレンジしたい
と相談しました。
夫は
もうやめよう。1人でも十分幸せだし、naoはよく頑張ったよ。これ以上不妊治療にお金を使わず、その分のお金を娘ちゃんに使いたい。
と言いました。
その後、なんと説得したのか覚えていません。
けれど何日かかけて説得し続けた結果、次の採卵が本当に最後という約束をして、2度目の採卵が決定しました。
その後、奇跡的に息子を妊娠したのですが、長くなるのでそれはまた別の記事で。
選択に正しいも間違いもない
不妊治療は「やめどき」が難しいと言われますが、心から実感した出来事でした。
頑張ったら必ず報われるわけではなく、肉体的、精神的にきつい日々。
続けるもやめるもどの考えも正解で誰も悪くない。
夫婦で意見が異なることも大いにあり得ます。
自分の意見が変わることも。
だからこそ難しい!
いつだって人生は選択の連続だと思った出来事でした。


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