義父の入院

夫婦

義母からのLINEで知った義父の入院

義母から夫にLINEがきた。

「お父さんが手術をしました。しばらくは絶対安静だから携帯見れません、連絡しないでね。」

とのことだった。

夫は両親の不調にめっぽう弱い。

案の定、取り乱したであろう夫は義母からきたLINEをなんの説明もなく私にそのまま転送してきた。

しばらくして、

「詳細を尋ねているが返信がない。」

と送られてきた。

一日中入院、手術と付き添い、時刻は22時前。

義母にとって心身ともに疲れた一日だったに違いない。

夫はそんなこと思いもせずに自分の気がすむまでしつこくあれこれ義母に聞きまくっているのだろうと思ったので、

「お義母さん疲れているだろうからしつこくあれこれ聞かないでよ。」

とだけ夫に返信した。

数年前の義母の入院

夫は数年前に義母がガンの手術で入院したときもひどく取り乱した。

連絡があった翌朝まで泣いていた。

こんな状態では仕事もできないだろうと思ったので、近くはない距離だが会いに行くことを提案し、夫もすぐに行こうとしたのだが、義母に断られた。

冬だったこともあり、病院は厳戒態勢で、義父ですら面会はできないということだった。

夫は諦めて仕事に行ったのだが、のちに仕事を休んでいたことがわかる

普通にいつもの時間にいつも通り帰宅してきたので全く気付かなかったが、会社には休むと連絡していたのを後日見つけたので、仕事に行ったふりをして一日どこかにいたようだった。

いつか来るそのときの覚悟はあるか

夫は51歳。

義両親は70代。

何があってももう早くはない年だと思う。

私自身、両親に対しては悲しいけれどいつか来るそのときの覚悟をして、後悔のないように大切に過ごさなくてはと思っている。

冷たいかもしれないが、義両親になにかあってから取り乱す夫に対して冷ややかな目で見ている自分がいる。

なにかあってから気にかけるんじゃ遅いんだよ、普段ないがしろにしているくせに。

自分の中の優先順位

私や子どもたちに対しても優先順位は低い。

なにかあったときは人一倍大騒ぎしてくるくせに、いつも発表会や大切な行事よりも会社の会議を優先してほとんど見に来なかった。

仕事優先というと聞こえはいいけれどそうではないと思う。

仕事優先ではなく、自分の気持ち最優先。

仕事を調整して友達との予定を入れることもあったから。

他の子は発表会などにはおじいちゃんおばあちゃんまで来ているところもあるというのに、うちは私一人のことが多かった。

子どもは慣れっこで、

「別にパパは来なくてもいい!ママだけ来てくれたらいいよ!」

って言うけれど、毎回

「私だけしかいなくてごめんね。」

と心の中で謝っている。

行けなくても、行こうとしたけど都合がつけられなかった、ごめん!という気持ちがあればこちらにも伝わる。

来ていないことが悪いのではなく、その姿勢。

家族の優先順位の低さ。

私の子どもの頃に比べて、参観日や行事でお父さんの参加率はすこぶる上がっていると実感する。

職種によるところはもちろんあるとは思うが、社会と多くの父親自身の考えが昔と変わったのではと思う。

一生忘れないが、娘が一歳のときにまあまあの地震があり、部屋のものが落ちてきてコップも割れた。

通勤途中だった夫の電車は停まってしまった。当然帰ってきてくれるであろうと思ったそのときも、

「とりあえず会社にいって帰っていいか聞いてくる。」

と連絡がきて、

この人を頼りにしてはダメだ
自分で判断できないヤバいやつだ
子どもは私が守ろう

と思ったことがある。

その考えは今もかわらないし、本当にそうだった。

自分のなかでなにを大切にして生きていくか。

それは本人の自由だと思う。

夫の考えを私が変えることはできない。

ただ、その結果は自分に返ってくる。

夫が家族にした行動も、そのまま夫に返る。

もしなにかあっても、私も子どもも先々のお金のことは心配するが、付きっきりで看病するなんてことは到底あり得ない。きっと自分の生活を優先するだろう。

義父が手術の結果、失明せずにすんだことは本当によかったと思うし、義父が入院中、一人で暮らす義母のことも心配している。

しかし、数々の夫の私たちに対する行いのせいで純粋に心から心配とサポートだけをしたいのにモヤモヤが頭をかすめる。

残念だ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました