楽しんでいるようで楽しめていない
そんなに先のことばかり心配しないで、楽しんで子育てしなさいよ
と、母に言われた。
言われて初めて、
私は楽しそうじゃないんだ
と自覚した。
日々それなりに忙しく、楽しんでいるつもりだったけれど、たしかにここしばらくずっと昼も夜も考えていることもあって心ここにあらず、楽しめていないかもしれない。
10年後にくる夫の定年の不安
先日お金のことを巡って夫と意見が食い違ったときに夫が
子どもがまだ育ち盛りのときに定年になって手取りがガクンと減るのが不安だ
と吐き出してきた。
10年後、娘は18歳、息子は15歳
夫婦ともに無駄遣いはしないしブランド物にも興味がないので、普通に暮らせばなんとかなると思っていた私。
夫からそう言われると不安になってきた。
不安をぶちまけてきた張本人である夫が口だけでなにも行動しないのがわかっているだけに。
その日からお金のことを考えない日はない。
夫の定年まであと10年ある。
今から動けば、私が動けばどうにかなると思ったからだ。
夫は何年か前にも、不安だと言っていた。
そのときはクレジットカードは詐欺にあう、投資は損をする、現金こそが正義!の夫を何日かかけて説得して、証券会社に夫の口座を作り積立NISAを始めた。
ちなみに私個人では独身のときから今も、少額ながら投資信託をずっと続けている。
夫は全く何の行動もしていない。
とにかく出費を減らせばいいと思っている。
物価が上がり、子どもが大きくなっていく今、その策だけって無策すぎじゃない?
というのが私の本音。
10年あるんだからそんなに不安だって騒ぐなら動けばいいのに!
しかし夫と結婚して12年で私が理解したこと。
他人は変えられないことをなにより実感しているので、自分が動こうと思った次第。
ないものばかりを気にしていると今ある幸せに気づかない
年末年始、帰省のときにそんなことを端的にぽろっと話した私を見て、母から冒頭の言葉を言われた。
確かに心から楽しめてない。
それなりに楽しくは過ごせているような気もするけれど、心から笑った日っていつだったっけ?
あれだけ何年もつらい不妊治療に耐えて、念願の子ども2人に恵まれた。
当時、のどから手が出るほど望んだ子ども二人との生活。
夫の言葉1つで今度は先のことで頭がいっぱいで、一体私はいつ幸せを感じるのか。
当の夫は私にぶちまけたことも忘れて人の気も知らずに毎日のんきに過ごしていると言うのに!
子どもが元気で、家族が元気で、両親も元気。
日々それなりに過ごせている。
友達関係も良好で、子どもについても正直特に悩みはない。
これってすごく幸せなことじゃないの!?
亭主関白だった父への不満、弟の子育ての悩み、父の突然の転勤で望んでいなかった引っ越しなど、今思い返せえば母だってそんなに楽しんで子育てしていたようには思えない。
当時子どもだった私に不満をもらしたことは一度たりともなかったけれど。
そんな母からのなにげない一言は、ないものばかりを気にしている私に、今ある幸せに気付かせてくれた。
ありがとう。
楽しみながら頑張ることにする。
なるようになるわよ、ないものは仕方ないんだからあるものでできるだけでいいのよ
と母には言われたが、自分の心の安定と子どものために、今からでもできることを模索して10年あがきながら楽しむよ!


コメント